2012年9月竣工
『色のプロ』として、弊社の得意とする仕上がりのイメージに特化した店舗工事の第一弾。
建築会社でもデザイン会社でも無い塗装業者が、どこまで出来るかとの挑戦の場を与えていただきました。
すすきの中心部のビルで和風居酒屋だった店内を、多額の工事費をかけずに解体と造作を施し、様々な素材と色を組み合わせて中華料理店へと生まれ変わらせるのが最大の目的。
若くして数々のコンクールで受賞されているオーナー様が腕を振るう本格高級中華料理。
高級感を演出しながらもリーズナブル且つカジュアルにお料理を堪能して貰いたいというオーナー様のご要望に応え、意匠性の高い3Dボードも取り入れながらマッドブラック&ブラウンをベース色にご提案。
完全予約制の個室は、2つのベース色に加えレッド系を強く主張した空間に。
テーブルや椅子などの備品選びも含め、細部に渡るまで一任していただけました。
信頼のおける業者仲間の知恵と力をお借りし、自分の中にある色のイメージで挑戦しました。
2014年8月竣工
『色のプロ』として、弊社の得意とする仕上がりのイメージに特化した店舗工事の第二弾。
より細かなプレゼンを行う為、長らく遊び道具にしていた3Dパースソフトを使用。
平面図では伝え難い細部寸法やスタッフの作業導線を含めたご提案を行う為、数点のパース図を自社作成。
ナチュラルな木目色を基調とした気取らないくつろぎのスペースを、というオーナー様のこだわりを基にした施工箇所を取りまとめてプレゼンパースでお打ち合わせ。
居酒屋からの改装だった為、大きな造作工事は殆ど行わずワンポイント色を入れて全体の木目柄の見え方を工夫した仕上げ材の選択など、トータル的なバランスのご提案を基に施工。
チョークボード設置や購入家具類の組立てなど、オーナー様と楽しみながら工事をさせていただきました。
2015年12月竣工
『色のプロ』として、弊社の得意とする仕上がりのイメージに特化した店舗工事の第三弾。
36号線沿いのビル内で和風居酒屋だった店内は、既設畳小上がりの解体撤去とカウンター上部の下がり壁風チョークボード板(黒板)設置以外ほぼ既設のまま使用。
この『和造り』をイタリアン飲食店へと変貌させるアイテムとして、130年以上アメリカの代表的塗料として歴史があり3,600色の豊富なカラーリングを持つ『ベンジャミンムーア』塗料で全て施工。
床とカウンター一部以外の天井・壁の既設クロス貼り面や新設既設木部面ほぼ全てを専用下塗りで処理後、エッグシェルという卵の殻の様な艶が特徴的な『リーガルエッグシェル』の3色でペイント仕上げ。
グリーン色壁面の光沢柄も、このシリーズにあるメタリックパール顔料塗料でより意匠性のある風合いに。
オール水性仕様で、全ての建物内部の磁器タイルや金属面まで塗装可能な100%アクリル樹脂のスーパー万能ペイントです。
日本の塗料には無い色の仕上がり感に、オーナー様共に満足のいく空間になりました。
カウンター上部に取付けたチョークボードには、イタリアンカラーの代表的なボルドーレッド風の色を塗装し、オーナー様の知人によりチョークアートが描かれました。
薄暗かった店外のファサード壁は左官コテでランダムな柄をつけ塗装、サインライトはキラキラとインパクトのある多角形の照明器具を取付けお客様の視界に入る様な工夫をご提案させていただきました。
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